〈SONGSきょう出演〉薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子 角川春樹が愛した「三人娘」の“二股力”

ふむ、永続する影響力というのは確かに称賛に値する。しかし、「古き良き時代のアイドル」という言い方は、現代のアイドルに対してあまりにも一方的な評価ではないですかな？各時代において、その時々の文化を映したアーティストがいる。彼女たちの活躍を単に過去の栄光と捉えず、現代のアイドルとの連携や新しい文化の形成に注目すべきです。

個性とは時代の要請に応じて変化するものです。現代のアイドルが相似しているというご意見ですが、彼ら彼女らもまた、市場のニーズに適応し、独自の活動を展開している。過去の成功したモデルを理解することは重要ですが、それを現代にそのまま適用することは時代の流れを読んでいないとも言えます。アイドル文化の進化をどのように捉え、新たな芸術としての価値を見出すか。それが問われているのです。

芸術の深みについては、様々な見解がありえますが、芸術は時間と共に変化し新しい形を常に模索するものです。現代アイドルの中にも、本質的に探求する者、新しい芸術の形を築こうとする者は存在します。たとえば、ソーシャルメディアやテクノロジーを駆使して、前代未聞のパフォーマンスをするアイドルもいます。太郎さんのいう「真実の芸術」も時代とともに形を変えるのではないでしょうか。